茨城県土浦市にて、太陽光発電所敷地内への防草シート施工を行いました。
今回はお客様のご要望により、お客様より支給のシートを使用しての作業となります。
施工前は立ち入ることも困難なレベルまで雑草が生い茂っている状態でした。
日当たりの良い太陽光発電所では、夏場は少し油断しただけであっという間に人の背丈を越えてしまいます。
特に厄介なのがこれです。
フェンスに絡まった”クズ”と呼ばれる蔦系の雑草です。
生命力が非常に強く、軽く10m以上伸びてきてはあらゆるものに絡まりあっという間に覆い尽くします
こちらの発電所の場合、隣の空き地から伸びてきて外周フェンス一面を覆ってしまっています。
このフェンスを覆った”クズ”を放置すると・・
このように蔦の重みと風の影響でフェンスが倒壊してしまう事例が決して少なくありません。
フェンスに絡まった蔦を見つけたら出来るだけ早めに対策を取られることをお勧めします。
防草シートの施工前に除草剤を散布して雑草を駆除します。
上は散布から2週間後の写真ですが、1度の散布で発電所全体を覆っていた雑草がこれだけ小さくなります。
太陽光発電所であれば、除草剤散布を定期的に行うだけでも十分に設備や売電に影響がない状態を保つことも可能です。
フェンスの蔦も1度の散布でほとんど形跡が無くなります。
除草剤を使用するには周辺の環境や使用する薬剤を見極める必要がありますが、地上で刈り取った場合と比べて雑草を根から完全に枯らすことが出来るため除草効果も長持ちします。
防草シート施工前には是非行っておきたい作業です。
更に枯れ草、大きな石や異物の除去作業を行ってから防草シートの施工を行います。
場所によって固定ピンの種類や長さを変えながら等間隔でシートを地面に固定していきます。
ここまでやれば当面は雑草に悩まされることはなくなるでしょう。
丈夫なシートを使用すれば紫外線暴露の状態で使用しても10年以上の耐久性があります。
シートの種類や特性に関してもお気軽にお問い合わせください。
逆に安価で質の悪いシートを使用したり、施工が雑だったりするとせっかく敷いてもすぐにこんな状態になってしまいます。
1度このような状態になってしまうと、草を刈るのもシートを剥がすのも一苦労ですのでご注意ください。
現地調査・お見積もりは無料で行っております。
お気軽にお問い合わせください。